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棟瓦・屋根瓦 補修工事

屋根


施工実績


棟瓦・屋根瓦 補修工事
施主様:大阪府大東市 完工年月:2020年8月


 

今回ご紹介するのは、棟瓦・屋根瓦の補修についての事例です。

点検、メンテナンスを怠れば、地震も多い日本ですので、瓦はいつか崩れて来てしまいます。
瓦自体の耐久性はあっても繋ぎをしている漆喰は、経年で劣化が進み、不具合が起きてしまいます。
おもいもよらない災害も多く発生している昨今、早めのお手入れをお勧めいたします。

こちらは漆喰劣化による不具合があり、空間が出来てしまっている個所等が多数ありました。
調査の結果、こちらの屋根補修工事は、棟瓦の取り直し(積み直し)作業と、漆喰詰め直しを行うことにいたしました。

 
 


 施工開始・棟瓦の取りはずし 

・お客様のお問い合わせを頂き現地調査にお伺いし、調査を開始いたしました。
屋根を拝見させていただいたところ、漆喰劣化による不具合があり、瓦が崩れ落ちている個所、空間が出来てしまっている個所等が多数ありました。
調査の結果、こちらの屋根補修工事は、棟瓦の取り直し(積み直し)作業と、漆喰詰め直しを行うことにいたしました。

全ての棟瓦を取り外すと葺き土が多量に出てくるのできれいに取り除きます。
取り外した瓦は再使用するので、割らないよう気を付けて丁寧に作業し、保管します。


  

 


・ 当時使用されていた葺き土は、劣化すると雨水などで徐々に流れ出してしまい、土台としての強度が保てなくなり、放っておくと棟瓦が歪んだり崩れたりしてしまいますので、定期的にメンテナンスが必要になります。
漆喰の剥がれによる棟の倒壊や雨漏りを起こさないようにするためには10~15年程度での漆喰補修、20年程度での棟取り直し工事が必要となります。

 


 棟瓦 積み直し 

・下部に積みあげる平たい瓦をのし瓦と言い、銅線で止めながら漆喰を使って、丁寧に積み上げていきます。
(写真上部3枚)

・細い半円状になっている漆喰は、三日月と呼ばれています。
これらの部分は雨に濡れないように、瓦より奥におさめて詰めていきます。
新しい漆喰は白く美しいですね!
(写真下部3枚)


  

 
  

 


・今回使用した瓦の土台となる屋根土は、南蛮漆喰を使用しています。
南蛮漆喰は固まると強度が強く破損しない限りメンテナンスはあまり必要ありません。
消石灰が主な性質で防水材やカーボンなども入っている為防水性に長けており、頻繁な漆喰の詰め直し工事が不要となり屋根土よりも軽量で丈夫、更に屋根の軽量化にも役立ちます。

 


 施工完了 

・ 頑丈な土台の上に泥ではなく防水性のある材料を使って棟瓦を積み上げて屋根修理工事完成です!
これで雨漏りも留まり、今後の風雨でも安心です。
 
これで、よほどの揺れじゃない限り、瓦がズレたり、落下することはございません。


 
 


・瓦屋根は瓦そのものより、漆喰が先に劣化してしまうことがほとんどです。
定期的に点検とメンテナンスを行うことで、瓦のズレや割れ、落下を防げます。
屋根は普段見えないところなので、皆様も定期的に、あるいは、気になった時に、早めに点検なさることをお勧めいたします。
 
お家の事でお困りの事がありましたらアルクアス・ジャパンまでお気軽にご相談ください。

 

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