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棟瓦補修工事

屋根

施工実績


棟瓦補修工事
施主様:大阪府大東市 完工年月:2020年9月


 

今回の記事で紹介するのは、雨漏り調査で発覚した傷んだ宗瓦を補修します。
棟瓦を取りはずし、これまでの劣化した防水シートと漆喰を取り除き、新しく入れ替える工事です。

漆喰が剥がれることによって雨水が侵入し雨漏りを引き起こします。そのまま放置してしまうと、棟自体が崩壊し瓦が落下するなどの二次被害に繋がり大変危険です。
外壁や屋根は雨風などの過酷な環境から家を守っている場所です。早めのお手入れが大切です。

 
 


 施工開始 

雨漏りがあり、屋根を見ると棟瓦に傷みが見られるとのこと。
お客様からのお問い合わせをいただき現地へお伺いし、調査を開始いたしました。
棟瓦の一部に破損があり、漆喰も崩れてしまったり、無くなったりしています。
瓦のズレもあり、中の土葺きが流失していると思われます。


 
 
 

日本瓦などの屋根には、瓦の隙間を塞いで雨水や風の侵入を防ぐ目的で漆喰が用いられています。
漆喰の剥がれによる棟の倒壊や雨漏りを起こさないようにするためには10~15年程度での漆喰補修、20年程度での棟取り直し工事が必要となります。
耐用年数の長い瓦を無駄にしないためにも、定期的な点検がおすすめです。

 


 棟瓦を取りはずし 

補修工事では一旦、全ての棟瓦を取り外し、風化した漆喰と土葺きを除去し、清掃します。
取り外した瓦は再使用するので、丁寧に作業していきます。


 
 
 
 


棟の瓦と葺土と一番上の瓦を一列撤去し終えると、強力棟金具を取り付けていき糸を張って棟部分の浮陸を調整します。
この金具の上部のコの字型のとこに垂木を打ち付け、そこに棟瓦をビスで留め付けます。

 


 棟瓦を積み直し 

防水シートの上に土を盛り、取りはずしていた棟瓦を再度、積み直していきます。
漆喰を使ってのし瓦と冠瓦も曲がらないよう、慎重に積み上げていきます。
平地とは違い、勾配がある中で、ものを真っ直ぐ積んでいくのはなかなか大変なことです。職人の腕の見せどころです。


  
 
  
 


南蛮漆喰は固まると強度が強く破損しない限りメンテナンスはあまり必要ありません。

消石灰が主な性質で防水材やカーボンなども入っている為防水性に長けており、頻繁な漆喰の詰め直し工事が不要となり屋根土よりも軽量で丈夫、更に屋根の軽量化にも役立ちます。

 


 施工完了 

側面と鬼瓦まわりの漆喰もキレイに補修して完成です。
屋根瓦の側面にはシール材でつなぎ目を固め、隙間からの雨の侵入もしっかり防ぎます。
お客様もこれで安心だと言っていただけました。


  
 
 
 


最後に点検をして完成です!
ズレていた棟瓦がしっかりとまっすぐ固定されました。これで雨や地震にも安心です。
瓦屋根は瓦そのものより、漆喰が先に劣化してしまうことがほとんどです。
定期的に点検とメンテナンスを行うことで、瓦のズレや割れ、落下を防げます。
 
 お家の事でお困りの事がありましたらアルクアス・ジャパンまでお気軽にご相談ください。

 

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