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破風板ケラバ補修工事

外壁 屋根

施工実績


破風板ケラバ補修工事
施主様:大阪府寝屋川市 完工年月:2020年3月


 

今回の記事で紹介するのは、傷んで雨漏りするケラバを補修します。

2階の部屋をリフォーム工事中に天井板を解体すると屋根下地の合板に雨染みがあったことがきっかけで雨漏り調査のお問い合わせいただきました。

屋根の上にあがると寄棟のコロニアル屋根で、隅棟から雨漏りしていました。
野地板、天井に水が廻って雨漏りを起こしてますのでケラバの登り木・破風板から交換して板金巻のケラバに改修することをご提案いたしました。

 
 


 貫板交換 

・ 板金も強風で浮き上がって屋根材との間に隙間ができてしまって棟板金を固定している釘も浮き始めてます。
釘が刺さっていた中の貫板(芯木)も劣化が進むと板金が落下し、ここから雨水が浸入すると雨漏りしてしまいます。
 
棟板金とそれを固定していた貫板を撤去してその後、清掃を行い雨漏りに繋がるような部分があれば、しっかりと補修します。
新品の貫板へ交換設置して屋根の面に合わせてビスでしっかりと取り付け貫板を棟板金で覆い、固定していきます。
 
棟板金と屋根との間に隙間ができてしまうと、そこから雨水が浸入してしまうので型合わせし、何度も調整しながら固定していきます。
全てを固定したら、棟板金工事の完了です。


 


・ 板金同士の重なり目は毛細管現象で水を吸い上げぬよう、シリコンコーキングで境界を作り度は強風でもビクともしない仕様となりました。
 
続いて破風板ケラバ補修します。

 


 破風板 ケラバ補修 

破風板も腐食しており、防水紙も切れています。
まず既存の板金を撤去し、下地も交換します。
 
水切り板金は、先に屋根に打ち付けた下地の板に向かって固定しますので、下地の板が腐食すると釘が効かなくなり板金が飛散する原因になってしまいます。
この機会に下地も新しく交換しておいたので安心です。
 
下地の上に加工した水切り板金を被せて取付けし、板金同士の継ぎ目から雨水が入ることが多いので、継ぎ目の内側と外側にコーキングを充填して防水します。
釘で固定すると風や地震、経年で緩んで抜けてくることがありますので、ビスでしっかりと固定しました。
ケラバでは雨水を切るのではなく、屋根材の張り重ね構造を作出し、雨水が入り込まない仕上げをします。


 
 
 
 
 
 


・ 作業としては、既存板金の撤去後にガルバリウム鋼板を加工したケラバを被せて、最後にL字アングルを付けて完了です。

 


 施工完了 

・ 新しい板金を施工し、見た目にもきれいな仕上がりとなりました。
 
ケラバ板金をビスで固定して、ビス頭をコーキングで処理していき、これによりビスも抜けにくくなり、固定力も高まります。
お客様もこれで安心だと言っていただけました。


 
 
 


・ 最後に点検をして完成です。
破風板やケラバは台風などの強風により損傷の出やすい箇所であります。
定期的にしっかりメンテナンスをし、台風の被害に強いお家にしましょう!
 
お家の事でお困りの事がありましたらアルクアス・ジャパンまでお気軽にご相談ください。

 

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